黒文字(クロモジ)について

クロモジは古くから伊豆地方を中心に本州、四国、九州などに生息する植物です。
江戸時代には歯ブラシとして、高級爪楊枝としても茶道などで親しまれています。
また、最近ではクスノキ科のローズウッド(絶滅危惧種)と香り、
成分が似ていることから注目されている植物です。

ここではクロモジの主な効能・効果とおすすめの使い方についてご紹介します。

香りの特徴と基本データ

上品な爽やかさと甘みのある、優しい香りです。
じんわりと穏やかにリラックスさせてくれる、そんな印象です。
近年では日本各地でクロモジの精油が生産されています。
各地域のクロモジを嗅ぎ比べてみるのもおすすめです☆

学名 Lindera umbellata
科名 クスノキ科
抽出部位 枝葉
抽出方法 水蒸気蒸留法
主な産地 日本
主な芳香成分 リナロール、ゲラニオール、α-テルピネオール、酢酸ゲラニルなど

主な効能・効果と作用について

クロモジの主な効能・効果と作用についてご紹介します。

こころ

クロモジのあたたかく懐かしい香りは心をほぐし、安心感を与えます。
リラックス感を得られる香りとしても人気です。
神経疲労にはユズなどの柑橘系とブレンドがおすすめです。
うつ状態や情緒不安定なとき、不安や落ち込みを感じるときに、
こころのバランスを回復させる香りです。

からだ

優れた抗菌作用を持つ香りです。
風邪やインフルエンザの予防にはレモンとあわせて芳香浴を。
体液循環を促しながら、免疫力を向上させる働きが期待できます。
疲労やむくみ、冷えの緩和にアロママッサージがおすすめです。

はだ

クロモジは保湿や皮膚弾力回復、皮膚軟化作用を持ちます。
シワや乾燥、くすみなどのケアにおすすめです。
乾燥の気になる時期のボディケア、ハンドケアにも役立ちます。

主な作用

抗菌、抗ウイルス、抗真菌、抗炎症、鎮静、鎮痛、うっ滞除去、体液循環促進作用など

おすすめの使い方

・乾燥が気になるときのリップケア

クロモジの香りに癒されながら、心も潤うリップケアです☆
ミツロウクリームやキャリアオイル(植物油)にアロマオイル(精油)を希釈して、
オイルを唇に塗布して、ラップで覆います。
10分ほどするとふっくらぷるんとした唇になります。

おすすめのブレンド

クロモジ  3滴
ラベンダー  5滴
カモミール・ローマン 2滴

30mlの基材(キャリアオイル)に対して、精油を10滴程度入れましょう。
ボディケアにも使用可能です。

・お肌がふっくら!乾燥ケア

無香料のアロマ用クリームやキャリアオイル(植物油)に精油を混ぜます。
冬の乾燥、紫外線によるダメージなど肌の乾燥を感じるときに。
乾燥が気になる部分には重ね塗りがおすすめです☆

おすすめのブレンド①

クロモジ 5滴
シマ月桃 3滴
フランキンセンス 3滴

おすすめのブレンド②

クロモジ 4滴
サンダルウッド 2滴
ラベンダー4滴

上記は基材30mlに対しての目安の敵数です。
ご自身のお肌の状態に合わせて調整してください。

クロモジの注意事項

妊娠中や授乳中の方、乳幼児への使用は避けましょう。

アロマテラピーは医療行為ではありません
アロマオイル(精油)は医薬品でないことをご理解の上、使用の際は注意事項を読み、正しくお使いいください。
特に妊娠中をはじめ、医療機関で治療中の方は必ず、医師に相談の上、承諾を得てから安全にお使いください。
当サイトで掲載している内容が必ずしも全ての方に当てはまるものではないということをご理解ください。
アロマテラピーにおけるセルフケアは自己責任の下に行ってください。